早いもので、もう9月下旬。
長崎では数日前から朝晩の気温が下がって、秋の風を感じるようになりました。
全国的には「暑さ寒さも彼岸まで」と言われていますが、長崎では「暑さは”おくんち(長崎くんちのこと)”が終わるまで」という認識だったりします。
長崎くんちは毎年10月7日から9日までの3日間開催されるお祭りです。
期間中は、その年の踊町が市内の中心部を練り歩き、街全体がお祭りムードになります。
2024年の踊町はなんと7ヵ町!(踊町の数は年によって違います)
各踊町の演し物も、踊りに曳物に龍踊に・・・と種類が多くて見どころ満載です。
おくんち大好きな長崎っ子は、この時期になると早くおくんちが見たくてソワソワ・・・。
当ホテルがある五島町(長崎くんちでは「五嶋町」と表記)も今年の踊町の1つ。
人気の演し物、龍踊を奉納します。
当ホテル近くの五島町公園で龍踊の練習が行われていて、龍囃子が聞こえてくるんですよ。
本番が楽しみですね。
実は、おくんちは本番前にも見どころが!
10月3日には「庭見せ」という行事があります。
庭見せとは、各踊町の家々で、表格子をはずし木戸口を開放するなどして、家の中や庭園を道行く人に見せる行事です。表通りに面した店舗などに傘鉾をはじめ演し物の曳物や衣装、小道具、楽器などを分散して飾るほか、出演者に贈られたお祝品を所狭しと並べて、披露します。
庭見せは夕方から行われるので、仕事帰りに見に行く人も多いんですよ。
そして10月4日には「人数揃い(にいぞろい)」という行事があります。
人数揃いは、演し物の稽古が仕上がり準備が整ったことを、踊町関係者に本番と同様の衣装で、町内数か所で披露するもので、本番前のリハーサルです。
(参照:長崎くんちホームページ)
おくんち前の空気を感じることができますので、ぜひ行ってみてくださいね。
長崎の秋はすぐそこです。
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